Race Report
MFJ'98 全日本ロードレース選手権第5戦
GP250ccクラス CP MINE

<決勝>

8月9日(日) 観客数 17,600人 晴れ

決 勝 リタイヤ (1Lap)

コースコンディション : ドライ

午前中はやや不安定な天気となったが、GP250ccクラス決勝レースのスタート時には晴れてきた。
加藤はスターティンググリッドからコースを1周し、シグナルが青に変わるのを待っていた。13時33分にレースはスタート。加藤は好スタートでホールショットを決める。そのままトップでバックストレート、ヘアピンをクリアしていく。2位は中野、その差はほとんどないのもののいつものレース展開とは明らかに違っていた。だがここで加藤に思わぬアクシデントが襲いかかる。
最終コーナーへのアプローチでフロントが切れ込みまさかの転倒。ケガは無かったがマシンのダメージが大きく再スタートが切れずそのままリタイヤとなってしまった。加藤はレースが終了するまでピットに戻る事ができずその場で待機していた。

テストでも攻めの走りで好調だったのだが・・・
これによりトップに立った中野は独走状態となり優勝、2位亀谷、3位松戸が表彰台に上がった。加藤は突然の転倒に“何が起きたのか良く解らなかった”とコメントし落胆の色を隠せない。
ポイントランキングは辛うじて4位となっているものの、1位から3位とのポイント差は大きくタイトル争いからはやや離された状況となった。
だが次回は得意の鈴鹿でのレース、ここで加藤は中野の連勝を阻止して優勝する事で、後半戦の流れを変えていきたい所だろう。

走行直後の大ちゃん
(ちょっとお疲れ)

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