Race Report
MFJ'98 全日本ロードレース選手権第5戦
GP250ccクラス CP MINE

<公式予選>

8月8日(土) 晴れ

予 選 2 位
Time 1'27.043.

コースコンディション : 一回目−ドライ 二回目−ドライ

全日本第4戦が終了し今回の第5戦までのインターバルに加藤はスーパーバイクに乗り換えて鈴鹿8耐に出場した。毎週のようにテストが行われた為約2ヶ月間加藤は全く250ccのマシンに乗れず、8月初めの事前テストで久しぶりに250ccの走行を行った。
そして迎えたレースウィーク、うだるような暑さの中予選A組の走行で加藤は自らのコースレコードを更新するが、続くB組で中野がそれを上回る。午後の走行でもこの2人がタイムをそれぞれ更新、加藤はあともう一歩で26秒台だったがアタック中に遅い車に引っかかった事でクリアラップが取れず1分27秒043で終わる。予選結果を見ても決勝はこの2台の競り合いが予想される事となった。
「マシンの状態は悪くなく少しずつ良くなってきている。予選タイムもクリアラップが取れていれば間違いなく1分26秒台を出せたと思うし、明日は何としても中野君の連勝を止めたい。天気が少し不安定で気になる所だが、MINEの雨は走ってないし、データが全く無いのでとにかくドライでレースをしたい。」
好調な様子の加藤の表情は明るかった。加藤としては昨年自ら挑戦してできなかった5連勝を、中野に決められてしまう事だけは阻止したいという強い意志が伺われた。



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