Race Report
MFJ'98 全日本ロードレース選手権第3戦
GP250ccクラス 筑波サーキット

<決勝>

5月17日(日) 観客数 11,600人 雨〜曇〜晴れ

決 勝 リタイヤ (1Lap)

コースコンディション : ドライ

決勝日は朝のうち昨夜からの雨が残りフリー走行はレインコンディションとなったが、次第に天気は回復し昼には晴間が見えるようになった。
午後1時25分、シグナルが青に変りレースがスタート。加藤はポジション4位をキープして1コーナーからS字を抜けていく。ここで後続を走る集団の中で澤田(ホンダ)がS字でコントロールを失いマシンから投げ出され、ヘアピンにさしかかった3位亀谷と加藤の間に落ちてくるというアクシデントが発生する。加藤は澤田と接触し転倒、更に後続でもクラッシュが起きレースは赤旗が出され中断となった。加藤はハイサイドを起こしたような状態でマシンの前に体が落ちた事で鎖骨を骨折してしまう。
再開された決勝レースを走ることができずそのままリタイヤとなった。幸いにも他に大きなケガはなく、加藤はそのまま鈴鹿の病院へ移動し手術を行うことになった。
手術をしてしまえば次のレース(鈴鹿)にも出場する事ができるが、今回中野が優勝した事でポイント差が32ポイントとなり、2年連続チャンピオンを狙う加藤にとってはやや苦しい状況となった。しかし残り6戦のレースでも何があるかわからない、加藤の後半の巻き返しに期待したい。

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