Race Report
MFJ'98 全日本ロードレース選手権第1戦
GP250ccクラス ツインリンクもてぎ
<決勝>
4月12日(日) 観客数 12,000人 曇り
決 勝 2 位
(20Lap)
Time 39'05.625
コースコンディション : ドライ
決勝日は曇り、前日に比べると気温も上がらず、午後二は今にも雨が降りそうな天気となった。加藤は朝の走行で車体のセッティングが決まり決勝レースを迎えた。
1時50分にレースはスタート、加藤は好スタートを切りトップで1コーナーに進入していく。5コーナーで中野にトップを譲るものの序盤からこの2台のトップ争いとなった。しかし加藤はオープニングラップの最終コーナーで痛恨の転倒、ここで終わったかに見えたが他のコーナーでも転倒車が出た事で赤旗が出されレースは中断となった。幸いにもケガの無かった加藤は急いでピットに戻り、スタッフ全員でマシンの修復が始まる。サイティングラップ開始ぎりぎりまでメカニック達の必死の作業が続き、見事にマシンは甦った。スターティンググリット上でも作業は続いていたが加藤にとっては1度なくしたレース、気負わず後は運を天にまかせて再スタートを切った。
ややスタートに出遅れた加藤ははじめの2周は慎重に走行、次第にペースを上げ4周目以降はポジションを上げ、加賀山、玉田、亀谷との3位争いを展開する。そして加賀山をかわし3位となった後は玉田との2位争いが10周にわたり続く。加藤はレース終盤になるにつれペースが上りついに18周目、玉田をパスして2位となった。単独走行でトップを走る中野との差は6秒近くあり、加藤は2位をキープしてフィニッシュした。3位にはコースアウト後に驚異の追い上げを見せた松戸が入った。加藤は全力を挙げてマシンの修復をしてくれたスタッフに感謝しながら今回の2位には満足した様子を見せていた。2年連続チャンピオンを目指す加藤にとってこの2位は本当にラッキーな物であり、貴重なポイントをゲットした。
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決勝 結果
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