Race Report
FIM'98世界選手権シリーズ第1戦 マールボログランプリ・ジャパン
鈴鹿サーキット

<公式予選>

4月3日(金) 公式予選 観客数 13,000人 晴れ
4月4日(土) 公式予選 観客数 23,000人 晴れ

予 選 1 位 (Time 2'08.430)

コースコンディション : 3日-ドライ / 4日-ドライ

ワイルドカードで出場する日本GPが今シーズンの初レースとなった加藤、98年型NSRをオフの間積極的にテストしてきたが、今一つ思うような形に仕上がらず、不安を抱えてのレースウィークとなった。
予選1日目、予選の前半は全体の様子を見ながら走行していた加藤であったが、残り20分となった所で2分9秒171.をマークし、宇川(ホンダ)に続く2番手のタイムとなった。
その後転倒車両の処理の為赤旗が出て予選が中断、再開後のタイムアップはならずそのまま予選は終了した。しかし加藤は今まで抱えていたマシンへの不安が解消された事で満足な様子を見せ、2日目の予選に臨んだ。

1日目と同様予選の前半は各ライダーともタイムに大きな動きはなく、加藤はマシンのセッティングを詰めながら走行していた。2回目のピットインでタイヤを交換し、その直後に2分8秒811.のタイムで一気にリーダーボードのトップに立つ。そして又もや転倒車が相継いだ為に赤旗が出て予選は中断された。約10分後に再開、加藤はクリアラップを取る為にゆっくりとピットをあとにした。そして2週目に2分8秒430.をマーク、これを追う宇川、中野(ヤマハ)はタイムを更新できず加藤はニホンGPで初のポールポジションを獲得した。

「思った以上にマシンが良くなってタイムを出す事ができた。今までの事(テスト等での状況)を考えると本当に嬉しいです。決勝はとにかく頑張ります。」加藤談

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