Special Race Report
MFJ'98 全日本ロードレース選手権第7戦
GP250ccクラス 筑波サーキット

現地速報

< 決 勝 >


9月20日(日)  晴れ

まるで真夏を思わせる暑く快晴の筑波サーキット。250ccクラス決勝は午後1時20分スタート。ここ2戦転倒によりノーポイントで終わっているのでとにかく結果を残したい大ちゃんは予選順位を4番手とし、グリッドに着いた。事前のテストでも好タイムをマークしていた事からも、フロントローからのスタートを決めたいところだ。グリーンシグナルによりスタートが切られ、ホールショットを中野選手が決めると続いて大ちゃんが2番手に付け、レースを引っ張る。しかし、好調な中野選手は徐々に差を広げ始め、苦しいレース展開となる。一方スタートで順位を落とした亀谷選手が後方から猛追を見せ、大ちゃんに追いつく。途中周回後れのマシンに絡みながら亀谷選手のマシンがついにNSRを捕らえ、2位に浮上。必死に追う大ちゃんとNSRであったが、タイム差は縮まらずそのままチェッカーフラッグを受ける。 このレースで優勝を決めたヤマハの中野選手は、98年のシリーズチャンピオンを獲得。追い上げを見せた亀谷選手は好調ぶりを発揮し2位。課題は残したものの、置かれた状況の中でベストを尽し、3位をゲットした大ちゃんは久々の表彰台となる。もちろん100%の満足ではないものの、応援してくれたファンにとってもスタッフ・関係者にとっても前向きに受け止められるレース結果である。

レース前、中野選手と微妙なトークショー

満員のスタンドが静まる瞬間

レース後インタビューを受ける

やはり大ちゃんには表彰台が似合います。


応援ありがとうございました

このままでは終わりたくないホンダチームとしても、今シーズンでの優勝を目指し、次のレースを戦う。
「とりあえず完走したので、次のレースも頑張ります。」と大ちゃんはコメントしています。

次は10/17・18 TI英田です

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