2023DAIJIRO-CUP最終戦レポート

 12月2日(土)3日(日)埼玉県・サーキット秋ヶ瀬で2023大治郎カップ最終戦が開催された。
この日はモトチャンプ杯全国大会の1クラスとして、同様の進行で行われ、土曜日はタイムトライアルからスーパーポール形式の予選、日曜日は各カテゴリーの決勝レースとなった。
 今大会では、エキスパートクラスのライダーに、フレッシュマン、バンビーノクラスのライダーにも挑戦して欲しいとの思いから、「74GP」クラスとして74キッズたちにエントリーしてもらった。
 74GPクラスは4名のライダーにチャンピオンの可能性があり、予選日から74キッズたちの緊張感ある表情が見られた。
お昼休みには日本郵便 Honda Dream TPを率いる、手島雄介監督から74キッズたちにチームTシャツがサプライズプレゼントされ、74キッズたちの良い思い出になったようだ。
今大会には上海から遠征してきた、孟ネオン君が大治郎カップ&サーキット秋ヶ瀬にチャレンジ、充実した2日間を過ごした。

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74GPクラス
ポールポジションを獲得したのは、前日の予選で素晴らしい走りをしたNo,67田中陸選手、特別ルールの18周で行われた決勝レースではNo,3田中楓人選手が好スタートに成功、陸選手とレースを引っ張る。No,93中山結互選手、No,77木村隆之介選手、No,79伊藤由揮選手、No,37木村咲那選手が続く。
楓人選手、陸選手が徐々にリードを築くが、隆之介選手がミスをして順位を下げるとスペースができてペースがアップ、中山選手、伊藤選手がトップグループに迫り、隆之介選手もベストタイムを更新するペースで追い上げる。最終ラップにファステストタイムを出して追い上げて中山選手が最終コーナーでトップに立つと、僅かな差を守ってゴール、シリーズチャンピオンを手にした。横一線でゴールしてきた楓人選手が2位、陸選手が3位、伊藤選手が4位、5位に隆之介選手、それぞれベストラップを更新する走りで入賞した。
フレッシュマンクラスから74GPクラスにチャレンジした、No,1和智恒弦選手、No,8下家丸絆穣選手、No,11星野隼人選手、No,2孟ネオン選手も最後まで無事にゴール、来シーズンを期待させる走りを見せた。

TOPICS
74Daijiroクラスのシリーズチャンピオンを獲得した中山結互選手には、念願の「HRC賞」のNSF100のパーツ10万円分の目録と、「SHOEI賞」のチャンピオンシールド付きZ-8の目録が贈呈された。

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