8月17日(日)埼玉県・サーキット秋ヶ瀬で「2014 74GP」が開催された。 7回目の74GPは、初めての試みとしてキッズ・ジュニアカートレースも同時開催、コースレイアウトを変更、コーナー数を増やした通称「くねくねコース」でレースが行われた。コースサイドには、観戦に訪れた家族連れの姿が多く見られた。2輪、4輪が走行することで普段と異なる人々が集まり、普段と違った雰囲気の会場となり、それぞれのピットをのぞきに行く様子が多く見られた。
74Daijiroエキスパートクラス
メインイベントの74エキスパートクラスでは、予選ポールポジション獲得のNo,3大和颯選手、大治郎カップシリーズポイント独走中の、No,17五十嵐翔希選手の2名に注目が集まった。得意のスタートを確実に決めて大和選手がホールショットを奪うと、五十嵐選手も僅差で続く、No,11横尾桂汰選手、No,6牧田颯生選手、No,13松山拓磨選手、No,8彌榮郡選手らが続く。大和選手、五十嵐選手が徐々にリードを築き始めたときに、五十嵐選手がマシントラブルで脱落、大和選手が独走態勢に持ち込んで勝利、昨年に続いて2連勝を飾った。激しくなった2位争いを勝ち抜いたのは牧田選手、3位には松山選手、4位に彌榮選手、5位にNo,18濱崎響選手、6位には藤原鞠花選手が入賞した。
74Daijiro大人クラス
大人クラスには、ハルクプロよりJ-GP3に参戦中の全日本ライダー「栗原佳祐選手」もエントリー、苦労している大人ライダー達のコーチ役を買って出て楽しそうに走行していた。表彰式では、表彰台に上ったライダーは子供達に混ざってはしゃいでいた。