8月7日(日)群馬県・榛名モータースポーツランドで、今年で4回目となる「11’74GP」が開催された。
74GPとは年に1度、全国の74Daijiroライダーが一堂に会するお祭りだ。今年は「青木宣篤杯ハルナミニバイクレース」
併催とあり、イベント参加総数150台のエントリーを頂き、多くのゲストライダー、
多くのメーカー出店ブースが立ち並び例年以上の盛り上がりとなった。ここ数日の猛暑に加え夕方になると豪雨となる等、
厳しいレースウィークとなったが、全国から集まった74キッズたちは、
大人たちの心配をよそに体調を崩すものもなく夏休みの1大イベントを楽しんだようだ。
74Daijiro エキスパートクラス
EXPクラスのポールポジションはNo,2佐々木歩夢選手、
続いてNo,5角田樹良選手がセカンドグリッド、決勝では2人のマッチレースとなったが、
佐々木歩夢選手が徐々にリードを広げて74GP初制覇を果たした。惜しくもトップには届かなかったが、続く2位に角田選手、
この日1番激しい戦いとなったNo,7佐々木將旭選手、No,11伊藤和輝、No,17五十嵐翔希選手、No,70高橋直輝選手、
4人の3位争いはゴールラインまで続き、横一線でゴールする僅差のレースとなり、3位に佐々木將旭選手、4位に五十嵐選手、5位に伊藤選手、
6位に高橋選手となった。
74Daijiro
ビギナークラス
ビギナークラスには鹿児島から遠征のNo,57古里太陽選手をはじめ、
初めて榛名サーキットを走行するライダーも多かったが、各ポジションで競り合いを見せてくれた。
ポールポジションをゲットしたNo,38宮崎隼選手が好スタート、序盤飛び出すが、No,45川崎祥吾選手がペースアップ、
トップを奪うと徐々にリードを築き嬉しい74GPビギナー制覇となった。2位争いには宮崎選手に、
奈良からエントリーのNo,99堀内麻人選手が追いつくが、宮崎選手は譲らず、2位でゴール、続いて堀内選手が3位でゴールした。
4位には古里選手、5位にNo,14港春樹選手、6位にNo,56松本崚選手となった。
74Daijiro体験クラス
レース未経験に近い選手が対象の体験クラスには6名がエントリーしてくれた。
各ライダー緊張の面持ちでグリッドに並んだが、レースが始めると真剣な表情を見せて全員無事にゴールした。文字通り初めてのコース、
レースにエントリーするのも初めてのライダーもいたが、ゴール後にはほっとした表情で駆け寄ったお父さん、
お母さんにレースの感想を笑顔で報告していた。
74大人 74WGP
クラス
お昼休みには「74大人クラス・74WGP」が行われた。毎年74WGPには多くのゲストライダーがエントリー、
今年も74WGPの名にふさわしく多くのゲストライダーがエントリー、和やかな雰囲気の中でも、74大人世界一?
を目指して真剣に取り組む姿がどこかコミカルで観戦するキッズたちには楽しい時間となった。決勝レースには、
日頃から大人クラスに参戦するレギュラーライダーに加えて、2輪メディアからは、モトナビ河西編集長、
モトチャンププロデューサー山田清光さん、月刊オートバイ中村浩史記者がエントリー、全日本ライダー選手会を代表して青木宣篤選手、
加賀山就臣選手、武田雄一選手、清水郁巳選手がエントリー、そしてオートバイ大好きタレントの、
チュートリアル福田充徳さんも参加してくれた。レースが始まるといつもの本気モード、特に全日本ライダー達にはハンデとして、
おもに低学年のキッズたちが使用するSTDエンジンのマシンが割り当てられたため、
ストレートで苦労しながらも一般参加のライダーには負けられないと、大きな体をコンパクトに畳んでコーナーを攻略する、
素晴らしい走りを見せてくれた。 今年の大人世界一には74初挑戦のミニバイクライダー、ハラツヨ選手がゲット、続く2位に平山浩司選手、
3位にはあゆむパパ選手が入賞した。大きなハンデを持って戦ったプロライダーの中でも、武田雄一選手が総合2位でゴール、
青木宣篤選手とのバトルを制してプロライダークラストップでゴール、特製74WGPメダルをゲットした。
74大人女子クラス
今回初めての試みとなったが、
エキシビジョンとして大人女子クラスが行われた。2輪メディアからは、レディースバイク・やすこ選手、月刊オートバイ・
古澤恵選手がエントリーしてくれた。今回は2輪洋品メーカーの「クシタニ」「RSタイチ」の御協力により、
レンタルレザースーツを用意して頂き、74Daijiroの体験を希望したライダーも参加することが出来た。
ほとんどのライダーが初めての74Daijiroに挑戦することになったが、各ライダー予想以上にうまく乗りこなしていたようだ。
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