9月19日(日曜日)
「子供たちにモータースポーツの楽しさを伝えたい。」その大治郎の言葉を胸に、MotoGP世界選手権シリーズ第12戦日本グランプリの舞台となった、栃木県ツインリンクもてぎにて「大治郎シート2004」が開催されました。参加者は昨年を上回る、子供たち約400名を含む総勢1,355名。昨年から続いている大治郎関係イベントのドライコンディション連続記録は今回も更新され、真夏のような強い日差しが照りつけていました。
オープニングセレモニーにあわせて行われた“74ビックフラッグ”のリハーサルは、初回から見事に成功、その全貌は“日本のプライド”としてサーキット全てのモニターに映し出され、大治郎シートを望む各観客席からは拍手が沸き起こりました。掲げられた「74」はパドックにいたグランプリスタッフ達の目にも届き、その中でも大治郎のイタリアの父と呼ばれるファウスト・グレシーニ監督は、その光景に思わず涙していました。
迎えたMotoGP決勝、青空と同調する真っ青な“74ビッグフラッグ”がグリッドに向かうためコースインする選手に向けて再び掲げられ、玉田選手をはじめ数人の選手たちは皆それぞれ、ベストを尽くして競うことを誓うよう大きく手を振って通り過ぎていきました。
ポールポジションから独走で優勝を決めた玉田選手、3位表彰台を獲得した中野選手、厳しい条件の中でもベストを尽くした宇井選手、青木選手、そして今回は残念ながらリタイヤとなってしまった阿部選手、宇川選手。MotoGPという世界最高峰の舞台で戦った彼らの活躍はどのような結果であっても皆、「74」と同じ日本のプライドです。この日目の当たりにした光景は、自分を信じる強い気持ちの支えとして、「74」と共にいつまでもみなさんの記憶に残ることでしょう。
最後に、大治郎シートにご参加いただいたみなさま、開催実現にあたりご支援ご協力いただきました各社様、多忙なタイムスケジュールの合間に会場を訪れてくれたファウスト・グレシーニ監督、鎌田学選手、亀谷長純選手他ゲストの皆さん、ありがとうございました。スタッフ一同心からお礼申し上げます。
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(SIZE:1280×1024Pixel 左画像 591KByte 右画像 655KByte)