2023 74Daijiro クラス車輛規則
- 参加車輛について
参加車輛はデルタ・エンタープライズ製「スーパーミニバイク74Daijiro」です。
ライダーの装備重量(ヘルメットなど装備込みの体重)が35kg以上の場合はデルタ・エンタープライズ製・ハーフ・エンジン(50cc)の使用が認められます。その際レザースーツなどの装備におもりを取り付けて重量を増加させることは認められません。 - 部品交換について
オプションパーツを含めデルタ・エンタープライズが販売している部品の交換は認められます。 - 部品変更について
次の部品については変更が認められます。
【エンジン関係】
・キャブレターのメインジェット
・エキスパートクラスは15φOPキャブレターの使用が認められる。
・バンビーノクラス、フレッシュマンクラスは、新車に標準装備の13φキャブレターに限る。
※2017年より新車には13φキャブレターが採用されています。フレームNo,1006以降
【車体関係】
・スプロケット及びチェーン
・ハンドル、グリップ
・ステップ
・クロスメンバースタットボルトへのワッシャー・カラー追加(3mm以内)
【その他全般】
・ボルト・ナット類(ただしアルミ製およびチタン製は使用できません) 上記以外の部品については、変更・追加・取り外し・加工(切る・貼る・削る)など一切認められません。
判断が難しい場合にはあらかじめ主催者に確認することをおすすめします。 - ゼッケンについて
レースで使用するゼッケンは黒ベース白文字でフロントカウルの中央に取り付けてください。字体はゴシック体を推奨し、これに近似した字体のみ使用できます。 - その他
磨耗限度を越えたタイヤの使用、使用限度を超えた部品の使用、安全なスペースを確保できないハンドル角度、突起物など主催者が危険 と判断した状態のまま走行することはできません。
※車輛規則に違反した場合のペナルティーおよび主催者の権限については各主催者が定める大会規則に準じます。
⇒2023DAIJIRO CUP車両規則 変更点について(2022.08.18)
⇒シリンダー(旧品)公認パーツ除外のお知らせ(2019.01.25)
⇒クラッチシュー公認パーツ除外のお知らせ(2018.01.01)
⇒ハーフエンジンの使用制限のお知らせ(2013.01.10)
⇒エンジンパーツの仕様変更のお知らせ(2012.02.20)
車両規則 Q&A
ルールを正しく理解しましょう
各地でおこなわれているレースイベントには必ず「大会規則」と「車両規則」が定められています。レースに参加する場合は、どちらも正しく理解しておいてください。「大会規則書」「車両規則書」は、レース主催者から無料でもらうことができます。
「スーパーミニバイク74Daijiro」にはポケバイとは別に、専用の「車両規則」があります。解釈のちがいや勘ちがいでも再検査で明らかになった場合は、せっかくの入賞も取り消し、ライダーの落胆ははかりしれません。
勘違いしやすい車両規則 Q&A
Q エアクリーナーエレメントやエアクリーナーボックスははずしてもいいの?
A 「取り外し」は“変更”とみなされます。車両規則で変更・改造が許可されていない部品なので取り外すことはできません。
Q スパークプラグを違う種類にしてもいいの?
A 「違う種類への交換」は“変更”とみなされます。車両規則で変更・改造が許可されていない部品なので交換することはできません。スパークプラグについては番数ちがいの製品も「違う種類」とみなされます。
Q 友人からエンジンの部品をもらいました。新品だけど、ちょっと形がちがうみたい。これって使ってもいいの?
A デルタ・エンタープライズが販売しているものと形がちがうエンジン部品は“変更”または“改造”とみなされます。車両規則で変更・改造が許可されていない部品なので使うことはできません。
Q 「74Daijiro」と「ポケバイ」のクラッチケースが同じ製品だったので交換しました。これって大丈夫?
A これは問題ありません。ただしポケバイのクラッチケースには74Daijiroとは違うベアリングが使われているので、74Daijiroのベアリングに交換しなければいけません。
74Daijiroのエンジン部品で、「加工(切る・貼る・削る)」「変更」「取り外し」が許可されているところはありません。
車体についても同様です、車輌規則に指定されている部品以外の変更・改造・取り外しは出来ません。