12月7(日)埼玉県サーキット秋ヶ瀬で「2014DAIJIRO-CUP ポケットバイクレース」最終戦が開催された。寒い日が続いたが日曜日は日射しが降り注ぎ、良いコンディションでレースが開催された。各クラスシリーズチャンピオンが決まる最終戦、さすがのキッズライダーも緊張の面持ちだった。
イベント総参加台数:123台
DAIJIRO-CUP 参加台数:59台
74Daijiroクラス:19台
74フレッシュマン:13台
バンビーノクラス:
ノーマルクラス:11台
オープンクラス: 8台
74Daijiroクラス
No,4五十嵐翔希選手がシリーズポイントトップ、No,3大和颯選手が2位で迎えた最終戦、決勝スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生、1周減算で仕切り直し、全員がグリッドに並び直し再スタートするが、転倒時の影響により五十嵐選手がリタイヤ、大和選手とNo,11松山拓磨選手の2名が、激しくトップを争う。セカンドグループにはNo,8牧田颯生選手、No,12藤原鞠花選手、No,46江澤伸哉選手、No,16彌榮郡選手、No,34濱崎響選手、No,15秋山龍生選手の6名の集団となった。大和選手と松山選手は各コーナーで順位を入れ替えながら競り合うが、冷静なレース運びで終始有利にレースを進めた大和選手が勝利、逆転でシリーズタイトルを獲得した。僅差の2位には松山選手、大集団の3位争いを制したのは藤原選手、4位に江澤選手、5位に牧田選手、6位に彌榮選手が入賞した。
●決勝ファーステストラップ: No, 3大和 颯爽選手 33,485
●サーキットレコード : No, 角田 樹良選手 32,677(11年)
Daijiro-cupフレッシュマンクラス
35秒の規定タイムがあるフレッシュマンクラスは、予選から規定タイムを上回る好タイムが連発、決勝でも接戦でも大集団のレース展開となったが、No,25田中風如選手、No,22渡邉虎太郎選手、No,4佐々木竜輝選手、No,14八尋温志選手が規定タイムを突破、フレッシュマンクラス卒業を意味する章典外となった。続くNo,30久川鉄平選手が1位獲得、2位にはNo,9池田優介選手、3位にNo,6関本治紀選手、4位にNo,27潮田快晴選手、5位にNo,1森 一輝選手、6位にNo,26河合凰雅選手が入賞となった。
●決勝ファーステストラップ:No,22渡邉虎太郎選手 34,187
Daijiro-cupバンビーノクラス
8名がチャレンジしたバンビーノクラスはスタートが揃わなかったりと、初々しいライダーの頑張りが見られた。5周の決勝レースをトップで帰ってきたのはNo,4藤原雫花選手、2位にNo,1中谷健心選手、No,16井利元新選手の入賞となった。
●決勝ファーステストラップ:No, 4藤原雫花選手 36,529
イーグル・ノーマルクラス
毎回接戦のレースが展開されるノーマルクラス、今回もNo,2木内尚汰選手、No,No,3浜田寛太選手、No,15仲田颯選手、No,5藤沢日向選手、No,7浜田樹来選手、No,4木内優汰選手の6名がトップ争いを展開、徐々に浜田寛太選手が抜け出して勝利、シリーズタイトルを獲得した。2位に木内尚汰選手、僅差の3位に仲田選手、4位に藤沢選手、5位に浜田樹来選手となった。
●決勝ファーステストラップ:No,15仲田 颯選手 34,915
●サーキットレコード : 浜田 寛太選手 34,189(13年)
イーグル・オープンクラス
No,11仲田颯選手とNo,2岡安将太選手が好スタートするが、No,1浜田寛太選手がトップを奪うと、リードを広げてトップでゴール、ノーマルクラスに続いてオープンクラスでもタイトルを獲得した。続いてNo,4藤沢日向選手が追い上げて2位獲得、3位には岡安選手、4位には仲田選手が入賞した。
●決勝ファーステストラップ: No,浜田 寛太選手 32,839
●サーキットレコード : No, 平間 光司選手 32,114(10年)
TOPICS
本年度のシリーズチャンピオンを獲得した3名、74Daijiroクラス・大和 颯選手には、HRCよりNSF100のパーツ協賛の権利とSHOEI賞のチャンピオンヘルメット、イーグルノーマルクラス、イーグルオープンクラスのチャンピオン浜田寛太選手にはSHOEI賞のチャンピオンヘルメットの目録が送られた。来年の開幕戦で贈呈式と年間表彰式が行われる予定だ。