3月11日(日）埼玉県サーキット秋ヶ瀬で「2012ＤＡＩＪＩＲＯ－ＣＵＰ ポケットバイクレース」
開幕戦が開催された。前日の雨も上がり好天の中開幕戦を迎えることが出来た。この日は東日本大震災から1年目の特別な日でもありました。
朝のライダーズミーティングでは全員参加で黙祷を捧げる事からスタート、開幕戦は初めてレースにエントリーするライダーも多く、
レース進行やルールなど念入りにオフィシャルより説明を受けていた。ピットエリアにはチームカガヤマの本番さながらのピットが再現され、
子供たちはお昼の体制発表会の予定時間まで待ちきれずに、JSBマシンの周りでそわそわしていた。
イベント総参加台数：110台
ＤＡＩＪＩＲＯ－ＣＵＰ
参加台数：
30台
７４Ｄａｉｊｉｒｏクラス： 12台
74フレッシュマンクラス： 6台
ノーマルクラス： 7台
オープンクラス：
5台
74Daijiroクラス
予選では昨年のランキング3位のNo,3佐々木將旭選手とランキング4位のNo,4五十嵐翔希選手がポールポジション争いの好バトルを展開、
佐々木選手がポールポジションを獲得、五十嵐選手は終盤に転倒、決勝は最後尾スタートとなった。
決勝では佐々木選手が序盤よりハイペースでレースをリード、No,19大石卓史選手、No,12岡部怜選手、No,10大和颯選手が追いかけ、
さらにその背後には五十嵐選手が迫る展開となった。佐々木選手は独走で今季初勝利、
2位には驚異的な追い上げを見せた五十嵐選手、3位には大石選手、その後5台での4位争いを制したのは岡部選手、
5位にNo,6横田侑季選手、6位には大和選手が入賞した。
74Daijiroクラス決勝、No,4五十嵐翔希選手車載映像（外部リンク）
●決勝ファーステストラップ： No, 7佐々木將旭選手 33,373
●サーキットレコード ： No,
角田 樹良選手 32,677(11年）
フレッシュマンクラス
フレッシュマンクラスでは
予選ポールポジションのNo,3木内万絢選手とNo,6川崎ナナミ選手、2人の女子ライダーが活躍トップ争いを見せた。
木内選手は徐々にリードを広げて開幕戦を制した、続いて2位には川崎選手、3位にはMVアグスタカラーのNo,5牧田颯生選手、
4位にはNo,1岡田流聖選手、5位にNo,4ようへい選手、6位にNo,2入間川瑠夏選手が入賞した。
●決勝ファーステストラップ：Ｎｏ, 4木内万絢選手 35,282
ノーマルクラス
ノーマルクラスは昨年の有力選手が継続参戦、新たな選手を加えてのレースとなった。決勝では、
昨年のトップ3のNo,3有田光選手、No,1平間光司選手、No,2浜田寛太選手が飛び出しレースをリードするが、
平間選手が転倒すると、有田選手が徐々にリードを広げて開幕戦を勝利した。続いて2位には、
転倒しながらも決勝ファステストタイムを記録して追い上げた平間選手、3位には浜田選手が入賞した。
●決勝ファーステストラップ：No,1平間 光司選手 34,858
●サーキットレコード ：Ｎｏ,
檜山拓実選手 34,716(10年）
オープンクラス
オープンクラスでは、No,3浜田寛太選手がホールショットを奪うが、No,1有田光選手、
No,2平間光司選手も譲らず、トップを奪い返す。中盤より平間選手と有田選手がリードを広げると、
平間選手がトップでチェッカーを受け開幕戦を制した。続いて2位には有田選手、3位には浜田選手が入賞した。
●決勝ファーステストラップ： No, 1有田 光選手 32,251
●サーキットレコード ：
No, 平間光司選手 32,114(10年）
TOPICS
お昼休みには、開幕戦恒例の「SHOEIチャンピオン賞」の最新ヘルメット「X-12」
の贈呈式が行われた。各ライダーのネームの入ったチャンピオンシールドの付いた「X-12」を手にして、みな誇らしげだった。
続いてピットエリアの「チームカガヤマ」特設ブースでは、
今季全日本ロードレースに参戦する体制発表会が開催された。発表会ではエースライダーの加賀山就臣選手、
開発+スポット参戦を予定している武田雄一選手が登場、MC松下佳成さんが司会を務めて、集まった取材陣やファンの要望に応えていた。
会見が終わるとすぐにコースに移動、加賀山選手によるJSBマシンのデモ走行が行われた。
これには子供達だけではなくコースサイドに集合した大人たちまで大喜び、驚きの喚声が上がった。
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