2月4日(日)埼玉県にあるサーキット秋ヶ瀬で「2007DAIJIRO-CUPポケットバイクレース」 開幕戦が開催された。
晴天ながら強風が吹くあいにくの天候となったが、昨年からのエントリーに加えて新しい顔ぶれも増えて、 にぎやかな開幕となった。「子供たちにモータースポーツの楽しさを伝えたい」大治郎の想いは確実に受け継がれている。 今年より74Daijiroクラスには新たなレギュレーションが加えられ、レース後の装備込み体重35kg以上のライダーはデルタハーフエンジン(50cc)を使用する出来ることになり4人のライダーがエントリーした。
イベント総参加台数:149台
DAIJIRO-CUP
参加台数:46台
74Daijiroクラス: 30台
ノーマルクラス: 8台
オープンクラス:8台
走行画像提供: 佐藤洋美
74Daijiro A決勝
参加台数の増加により2クラスでの開催となった74Daijiroクラス、
予選上位20台でA決勝が行われた。ポールポジションはNo,7三井葉月選手が獲得レースがスタート、
ホールショットをNo,4角田樹良選手が奪い、No,7三井選手、No,8水野涼選手、No,5壮紫選手、
No,1國峰啄磨選手の昨年度ランキング上位者5人が目まぐるしく順位を入れ替えながらトップ争いを繰り広げ、
No,4角田樹良選手が開幕戦を制した。2位にはNo,5壮紫選手、3位には No,7三井選手となった。
年々選手層が厚くなり今シーズンも見ごたえのあるレースが期待される。
●決勝ファーステストラップ:No, 5壮紫選手 35,156
●サーキットレコード :
角田樹良選手 34,026
74Daijiro B決勝
No,6RUI選手、No,10佐々木海久選手の赤ゼッケン組が予選でまさかの転倒、
B決勝での開幕となった。序盤No,13牛川拓光選手、No,23杉山陸選手が快調に飛ばす中、
中盤地力で勝るNo,6RUI選手がトップに立つとペースを上げてそのままトップでゴール、2位にはNo,13牛川選手、
3位にはNo,15めだまアイ選手となった。
●決勝ファーステストラップ:No,6RUI選手 36,022
ノーマル30/40クラス
ノーマルクラスも赤ゼッケン組の活躍が目立った、No,3虎之進選手、No,6桧山拓実選手、
No,11永井蘭選手に加えてNo,14天野雄太選手の4台で激しいバトルが展開された。
序盤よりレースをリードしたNo,3虎之進選手に変わり、
終盤No,6桧山選手がトップに立つとNo,3虎之進選手の激しいアタックを抑えて開幕戦を制した。2位にNo,3虎之進選手、
3位にはNo,14天野選手となった。このクラスもまた毎回見ごたえのあるレースとなりそうだ。
●決勝ファーステストラップ:No,3虎之進選手 36,152
●サーキットレコード :中本貴也選手
35,841
オープンクラス
予選でただ1人32秒台を叩き出したNo,5鈴木竜生選手がポールポジションスタート、
No,5毛塚大暉選手が追いかけるが届かず、No,5鈴木選手が後続を引き離しトップでゴール、開幕戦を勝利した。
2位にNo,5毛塚選手、3位にNo,11永井蘭選手となった。
●決勝ファーステストラップ:No,3鈴木竜生選手 33.07
●サーキットレコード :鈴木竜生選手
32.296
お昼休みには昨年度の各クラスチャンピオンへSHOEI賞のチャンピオンシールド付、
X-ELEVENが授与された。
TOPICS
Daijiro-CUP・
74Daijiroクラスでは今シーズンよりレース後の装備込み総体重が35Kgを超えるライダーはデルタハーフエンジン(50cc)の使用が認められた。
体重差がタイムに直接影響するポケバイの世界では、体の大きいライダーは勝つ事が難しく、
体の小さいライダーは技量が認められないなどの問題があり、
よりイコールコンディションに近づける為にデルタハーフエンジンは開発され、今シーズンより導入された。
予選、決勝レース終了後、全選手に計量が行われた。