1月19日(日)埼玉県・サーキット秋ヶ瀬で「2020 Daijiro-CUP」開幕戦が開催された。昨年の大型台風により被災したサーキット秋ヶ瀬と被災地に支援に協力したいと、本山哲選手、原田哲也選手の発案、武田雄一選手の声掛けにより「秋ヶ瀬新春祭り」として、多くのライダー、ドライバーが集まった。公式戦として、2輪ではDaijiro-CUP、4輪ではMICROMAXのレースが行われた。そのほかにファンとプロ選手が参加できるクラスとして、2輪4輪ともにレンタル車両による耐久レースも実施された。その他にもお昼休みの時間を使って、選手たちのご協力によるチャリティーオークションや、74Daijiroでのプロライダーによるエキジビションレースも開催された。会場には多くのファンも駆けつけレースやパドックでのイベントに参加楽しい時間を過ごしたようだ。キッズたちの公式戦のレースを始めてみた方も多く、激しいレース展開に大きな歓声が上がった。
イベントに参加いただいた選手の皆様(敬称略)
四輪:本山哲、星野一樹、道上龍、武藤英紀、安田裕信、平中克幸、牧野任祐、千代勝正、佐々木大樹
二輪:原田哲也、青木治親、長島哲太、小椋藍、浦本修充、水野涼、名越哲平、加賀山就臣、岡崎静夏、岩田悟、小室旭、武田雄一、亀谷長純、高橋巧、鈴木竜生、井筒仁康、坂田和人、チュートリアル福田充徳
74Daijiroクラス
昨年のランキング上位ライダーに、誰が加わっていけるかが注目の開幕戦、好スタートを決めたのはNo,5徳田翔選手とNo,51長谷川蒼馬選手、続いてNo,44高平理智選手、No,99松山遥希選手がトップグループを作る。各コーナーで順位を入れ替えながら周回を重ねていくと、No,36田村颯一選手も追いつく、最終ラップにトップに立ったのは高平選手、松山選手、長谷川選手、徳田選手と続くが、最終コーナーで徳田選手がアタックトップに立つと列が乱れて、高平選手が無念のコースアウト、逆転で徳田選手が初勝利、2位に長谷川選手、3位に松山選手、4位に田村選手、5位にNo,56遠藤翔選手が入賞した。
74フレッシュマンクラス
規定タイムが35秒のフレッシュマンクラスには9名がエントリー、No,71宮川翔麟選手が快走、序盤よりペースを上げて後続を引き離してトップでゴール、セカンドグループはNo,26栗原文太郎選手とNo,40古川幸太郎選手の抜き合いとなったが、古原選手が2位、栗原選手が3位となった。4位にはNo,2中山結互選手が入賞した。
74バンビーノクラス
38秒が規定タイムのエントリークラスがバンビーノクラス。規定タイムとは、設定されたタイムより速いタイムを記録すると章典外となってしまうルールで、各クラス近い実力のライダーに競ってもらうためのシステムだ。スタートよりNo,95蘇勇太選手、No,3若松汐選手とNo,11橋本竜弥選手が飛び出し競い合うが、蘇選手が徐々に差を広げてトップでゴールしたが、規定タイムを超えたため名誉の章典外となり、橋本選手が1位をゲットした。続く2位に若松選手、3位にはNo,7栗原心海選手が入賞した。
TOPICS
表彰式では2019Daijiro-CUP・74Daijiroクラスのシリーズチャンピオンに輝いた池上聖竜選手に、SHOEI賞のネーム入りチャンピオンシールド付きのX-KIDSが加賀山就臣選手から授与、HRC賞としてNSF100の希望したパーツ10万円分が亀谷長純選手より授与された。
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