5月7日(日)埼玉県サーキット秋ヶ瀬においてDAIJIRO-CUP CAポケットバイクレース第2戦が開催された。
前日夜から降り始めた雨が一時的には弱くなるが、最後まで上がる事は無くウェットコンディションでのレースとなった。
その中74Daijiroクラスはオールラウンドタイヤが威力を発揮してウェットコンディションとは思えない激しいレース展開となり観客を沸かせた。
今回 74Daijiroクラスは過去最高の25台のエントリーを集めフルグリッドとなった為に2クラスでのレースとなった。
イベント総参加台数:186台
DAIJIRO-CUP
参加台数:50台
74Daijiroクラス: 25台
ノーマルクラス: 12台
オープンクラス: 13台
画像提供 八田一成 佐藤洋美
74Daijiro A決勝
A,B両グループ予選上位8台がA決勝進出となり、 16台でレースが始まった。
開幕戦でのバトルが記憶に新しい、三原選手、国峰選手、浅川選手に加えて織田選手、門馬選手、めだまカレン選手、
三井選手の7台がトップグループを形成してレースを引っ張るが、 3周目に国峰選手がまさかの転倒、
順位を落としてしまう。その後、 三原選手と浅川選手の一騎打ちの様相になるが三原選手が逃げ切り初優勝した。また、
後続の順位争いもポイント奪取に向けて、 最後まで見ごたえのあるものとなった。
74Daijiro B決勝
B決勝では水野選手が抜群のスタートダッシュを決めて後続を引き離していくなか、初出場の村瀬選手、
青山選手が大健闘、徐々に追い上げる展開なった。終盤も水野選手のペースが落ちることは無く、
決勝レース最速ラップをたたき出して独走でフィニッシュした。
ノーマル30/40クラス
ノーマルクラスでは横山選手、笑汰郎選手、鈴木選手がスタートダッシュに成功。その後、
横山選手が徐々に後続を引き離して優勝した。雨で滑るなか、激しい4位争いをした中本選手と虎之進選手に注目が集った。
オープンクラス
ウェットコンディションの中、横山選手、鈴木竜生選手がリード、
ここでも横山選手が強さを見せつけノーマルクラスに続いての2クラス制覇となった。また、鈴木圭一郎選手、
中本選手による3位争いも最後まで続き注目を集めた。
参加台数が増加している74Daijiroクラスでは、
より健全で公平なレース環境を保つことを目的に今大会から決勝レース後の再車検が実施された。再車検というのは、
出走した車両がレース主催者の決めた車両規則に準じた仕様であるかエンジンを中心に運営スタッフが確認する作業で、
今回は1~3位入賞者が対象となった。決勝結果はこの再車検の結果を受けて正式となる。