10月14日(日)「2012 MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦日本グランプリ」 C席特設スタンドにおいて「12ノリック・ 大治郎シート」が開催された。年に1度の日本GPは気持ちの良い青空が広がりレース観戦には最高の1日となった。
Moto2決勝レース終了後すぐに、「バルーンパフォーマンス」の説明と準備が始まった。ナビゲーターの松下&多聞より「風船が飛ばないように、輪ゴムで両手に固定する」などの説明が終わると一斉に風船と輪ゴムが会場の皆様の協力により配られると、どんどん青い風船がふくらんで、会場が青く染まっていった。
MotoGPセレモニーまでには準備が完了して、皆でセレモニーに参加、これから始まる世界最高峰のレースに期待が高まっていくと、今度はサーキット上空に航空自衛隊百里基地、第七航空団所属「T-4」による歓迎フライトが実施された。突然のサプライズ飛行にサーキット中の視線が注がれ、大歓声に包まれた。
いよいよ「ビッグフラッグパフォーマンス」の開始だ、いつの間にか会場内に運び込まれていたビッグフラッグに向けて、MC松下の「ビッグフラッグ職人のみなさ~ん!準備はいいですか~!」の合図と同時に、フラッグが大きく広がり始めた。上から徐々に下へ向かって広がると、ビッグフラッグの中では、午後から曇ってしまった空に再び青空が広がり、子供たちの笑顔が会場中に広がっていった。
ビッグフラッグパフォーマンス映像(外部サイト・YouTube)
ビッグフラッグが最下段まで通り過ぎ、MotoGP唯一の日本人ライダー中須賀克行選手の名前が呼ばれると同時に、一斉に両手の風船を割った。 その音はまるで爆竹を鳴らしたようにサーキット中に響きわたり、グリッドのライダーたちにも届いたようだ。その後会場中のご協力により、風船を割った際に散らばった風船を拾い集めて、ビッグフラッグも最上段に運ばれてあっという間に片付けが終わり、レースの開始を見守った。